アイリッシュ・ウイスキーのミニチュア・ボトル – その6

雑談
10 /12 2020

アイリッシュ・ウイスキーのミニボトル紹介シリーズ第六弾です。


 

まず、パワーズコート蒸留所 (Powerscourt Distillery) のウイスキーです。ファーカレン (Fercullen) というブランド名で統一されています。写真左から、プレミアム・ブレンド、シングル・モルト 14 年、シングル・グレーン 10 年です。



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ダブリン近郊のウイックロー県エニスケリー (Enniskerry) にパワーズコート・エステートという観光名所があります。貴族の屋敷と庭園、そして広大な敷地に広がる自然が見どころです。パワーズコート蒸留所はこのエステート内にあります。蒸留所の設立は 2018 年。見学ツアーも行っています (2020 年 10 月現在はコロナの影響で休止中)。現在同社が出しているウイスキーはクーリー蒸留所で蒸留されたものです。Fercullen というのは、このエステートの山間部を指す地名だそうです。


 

次はスレーン蒸留所 (Slane Distillery) のスレーン・ウイスキー。右がミニボトルで左が 700ml 入りのレギュラー・サイズです。


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スレーン蒸留所はミーズ県スレーンにあるスレーン・キャッスルというお城の中にあります。蒸留所の設立は 2018年。このお城には、コニンガム家という貴族の一族が今も居住しています。スレーン・キャッスルは野外コンサート会場としても有名で、ずっと昔ですが、私も REM のコンサートに行ったことがあります。お城の維持にも結構お金がかかるみたいで、スレーンをブランドとして確立することで財務的に持続可能な状況にしようとしているようです。スレーン蒸留所を作ったのもその一環ですね。

 


ここのウイスキーはそんなに高くなくて40ユーロ以下で買えるのですが、去年だかおととしだかのアイリッシュ・ウイスキー・マガジン誌では、その価格帯で買えるウイスキーとしては最高の評価を得ていたと記憶しています。見学ツアーも行っています (2020 年 10 月現在はコロナの影響で休止中)。世界遺産のニューグレンジも近くにありますので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。


 

今回の最後はボアン蒸留所 (Boann Distillery) のウイッスラー。右が 年、左が 10 年のシングル・モルト。10年の方は液面低下が激しいですね。


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この蒸留所はドロヘダにあります。ドロヘダはラウズ (Louth) 県の街なんだけど、南の端だけミーズ県にかかっていて、この蒸留所はミーズ県側にある。蒸留所の設立は2019年。

 


ボアンというのはケルト神話に出てくる女神の名前。近くを流れるボイン川の女神だそうです。この蒸留所は、アイルランドでソフトドリンクやお酒の製造・流通・販売を手広くやっているグリーソン・グループが経営しています。グリーソンは今は C&C (アイルランドのサイダーの No1 ブランドであるブルマーズ (イギリスではマグナーズを所有する会社)が親会社みたいな形になっているのかな。ただ、この蒸留所はグリーソンを経営するクーニー (Cooney) 家が独自にやっているものかもしれない。


 

ウェブサイトを見ると、2020 年中に蒸留所見学ツアーを始めるみたいなことを書いてあるんだけど、コロナの影響で進展がないままになっているのかもしれません。


 

今回は以上です。

 


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tarafuku10

アイルランド・ダブリン在住。男性。