ビール、ジン、ラムを製造してきたコーク県キンセールのブラックスが、ウイスキー蒸留に進出

ニュース/記事
09 /06 2020

ビール、ジン、ラムなどを製造販売しているコーク県キンセールのブラックス (Blacks) はサム・ブラックさんとモード・ブラックさんというカップルが経営する会社。最近の事業拡張でウイスキー蒸留にも進出します。ウイスキーが商品として出荷されるのは 2025 年まで待たねばなりませんが、樽詰めのウイスキーを購入してくれる投資家を募っているそうです。


 

アイルランドの若い事業主が経営する新しい蒸留所の勢いが感じられる記事だったので訳してみました。アイリッシュ・タイムズ紙から。


 

以下に翻訳します。

 

 

(翻訳ここから)


ビール、ジン、ラムを製造してきたブラックスは市場を理解している。次はウイスキーだ。

 

: ジョン・ウィルソン (John Wilson)

202092



コーク県キンセールでマイクロ醸造所として産声をあげたブラックスは、さまざまなビールを作っている。 シンプルに「ザ・セッション」と名付けられたビールは、セッションIPA (: ホップの苦みを残したアルコール度数のそれほど高くないビール) として最も早い時期にリリースされたものだ。「ブラック IPA」はユニークで味わい深い。また、商品ラインナップにはグルテン・フリーのラガーも含まれている。

 

  

ブラックスは 2015 年に蒸留酒の製造を開始した。アイルランドで醸造所と蒸留所が併設されているのはおそらくここだけだ。最近では、バリマルー・ハウス (: アイルランドでは有名なレストラン/ホテル) の協力のもと、壁で囲まれたガーデンで栽培されたハーブや植物を使用し、バリマルー・ガーデン・ジンを製造した。また、ブラックス・スパイスト・アイリッシュ・ラムは、最初で唯一の 100% メイド・イン・アイルランドのラムである。


 

記者がサム・ブラック氏にインタビューしたとき、彼とパートナーのモードは新しい醸造所をオープンしたところだった。「これは、創業から初めてのアップグレードであり、生産能力は 2 倍以上になった。メインの推進要因は実はウイスキーである。5  年先の 2025年までは製品としてウイスキーをリリースすることはできないが」

 


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「私たちはジンとラムを作ることから始めた。私たちはラムが大好き。飲むのも、作るのも。ウイスキーと同じように、ラムも樽で熟成させる。だから、オークでいろんなことを試してみることができる。私たちの知る限り、製造過程のすべてがアイルランド国内で行われるラムは他にない。輸出市場にもしっかりと基盤を築いてきており、2020年のワールド・ラム・アワードではゴールド・メダルを獲得した」


 

ブラックスでは、アイリッシュ・ウイスキーの熟成に使用した樽で 4 年間ラムを熟成させる。これにより、独特の風味が生まれる。ラムの熟成に使用した樽で、今度はアイリッシュ・ウイスキーを熟成させようとしている。


 

「最近の最も重要な動きは、ファウンダーズ・クラブだ (: ファウンダーは創設者の意味なので、会社として初めて仕込んだ樽を購入する人は創設者の 1 人だという意味で命名したクラブ名か?)。樽入りのウイスキーを購入して貯蔵しておくことに興味をもっている投資家たちと話をしている」とブラックは言う。購入できる樽にはさまざまな種類がある。メイプル・シロップやジャックフルーツやテキーラに使用されていたエキゾチックな樽も用意されている。詳細は、 blacksbrewery.com/founder.html で参照できる。

 


ブラックスは、主力製品である5種類のビールに加え、3 週間ごとに毎回異なる新しいビールをリリースしている。「これは骨の折れる仕事だが、楽しみも多い。キンセール・ペール・エールを週に 4 日醸造した後、新しい酵母やホップを使って何か別のことにトライするのは素敵なことだ。消費者を飽きさせることもない。非常に評判のいいビールができれば、主力製品として採用することもできる」


(翻訳ここまで)

 

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tarafuku10

アイルランド・ダブリン在住。男性。